どんなに自分にマッチングしているマンション不動産でも、資産価値となりにくい建物もあります。

購入か賃貸か 不動産を決めるポイント
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自分の基準でマンションの不動産価値は決まらない

自分の家には小さな子どもがいるから、子どもが使えるキッズルームなどの共有設備が自宅マンションについているのは有り難い、という人もいるでしょう。このように、マンションの購入には自分たちの生活、家族のスタイルとマッチングしているかどうかがポイントになります。しかし、それがイコール不動産としても資産価値を持つことには繋がりません。いくら自分のライフスタイルとマッチングしていても、それが多くの人が欲しがるものでない限りは資産価値としては意味のないことだからです。なので、個性的な共有設備がついているマンションを買おうというのであれば売却時の保障はできないと思っておいたほうがいいでしょう。

特に何世帯も入っているようなマンションで、特徴的な共有設備がついているものは要チェックです。多くの人が入っているということは、多くの需要がなくなってしまえば資産価値が下がってしまうことになるからです。資産として価値が下がらない可能性が高い物件を手に入れたいのであれば、画一的で無個性なものの方が需要は最大公約数にできます。ターゲットにできる相手がそれだけ増やせるということです。自分にとっては価値のあることでも、それが全ての人に通じるとはいかないのです。

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